アナログシンセの VCO ブロック (48) -- ATtiny13 版プログラム (1)

約 1 年前 (2012 年 6 月 29 日) に書いた記事

http://d.hatena.ne.jp/pcm1723/20120629

のマルチ出力アンチログ回路の温度特性を調べる実験の準備を始めました。
VCO 回路の簡略化および高精度化を目指して、マイコンによる「ディジタル・サイリスタ」を使うことにしました。 (→こちらの記事)
ただし ATtiny10 では高精度化のために内部 RC クロック回路ではなく外部水晶発振器を使おうとすると、外部クロック入力 (CLKI) とコンパレータ入力 (AIN1) とが重なってしまい回避できません。
そこで、ピン数は増えますが 8 ピンの ATtiny13 を使うことにしました。
ソース・リストは次回掲載します。
ATtiny13 版の「ディジタル・サイリスタ」構成の図を下に示します。

ATtiny10 の 6 ピンから ATtiny13 の 8 ピンとなって増えた 2 ピンを、それぞれ外部クロック入力 (2 番ピン) と (常時低インピーダンスの) SYNC パルス出力 (3 番ピン) とに割り当てました。
「リワインド式 VCO」構成では下の図のようになります。