ColdFire

ディジタルオーディオ用 DAC をマイコンにつなぐ(9) -- MCF52233 + TDA1543A (2)

ColdFire も含めて、これまで使ってきたマイコンでは、SPI ハードウェアのシフトレジスタ長は 8 〜 16 ビットであり、いっぺんに 24 ビットの転送はできません。 したがって、24 ビットを 8 ビット + 16 ビット 8 ビット + 8 ビット + 8 ビット のように分割…

ディジタルオーディオ用 DAC をマイコンにつなぐ(8) -- MCF52233 + TDA1543A (1)

今回は、Philips 製のディジタルオーディオ用 16 ビット・シリアル DAC TDA1543A を CQ-FRK-MCF52233 基板につなぎます。 VS1053b の場合には、「A」タイプは入力フォーマットが I2S ではないため、うまく動作しませんでしたが、マイコンとの接続では I2S で…

ディジタルオーディオ用 DAC をマイコンにつなぐ(7) -- MCF52233

いつものように、ROHM のディジタルオーディオ用 16 ビット・シリアル DAC BU9480F を CQ-FRK-MCF52233 基板につなぎました。 回路図を下に示します。

ColdFire MCF52233 基板 (13)

FM音源プログラム「TGMCF」暫定版では gdb スタブ使用の実行のみをサポートしています。 スタブなしで、フラッシュ ROM 後半の 128 K バイト領域の頭から書き込んだスタンドアロン・モードでの実行はテストしていませんでしたが、そのモードをテストしてみ…

ColdFire MCF52233 基板 (12) -- TGMCF 暫定版リリース

インターフェース誌 2008 年 9 月号付属基板 「CQ-FRK-MCF52233」 用FM音源プログラム「TGMCF」暫定版をリリースしました。 (→こちら) インターフェース誌の Web サイトから gcc & gdb パッケージをダウンロードし、サンプル・プログラム「cf_led」の動作…

ColdFire MCF52233 基板 (11)

8 月 20 日の記事で「gdb スタブで UART0 が使われていて MIDI 入力はうまく動かない」という意味のことを書きましたが、これは勘違いで、UART0 を MIDI 入力として使って問題ありませんでした。 UGB1 および UBG2 が、ボーレート・ジェネレータ・レジスタの…

ColdFire MCF52233 基板 (10) -- FM音源プログラム TGMCF

GCC & GDB 環境での「FM音源プログラム」は、内蔵デモ曲の演奏ができる所まで進みました。 プログラム名は「TGMCF」としました。 MIDI 入力部は UART0 を使用する前提で作りましたが、どうやら gdb スタブで UART0 は使われているようで、MIDI 入力はうま…

ColdFire MCF52233 基板 (9) -- のこぎり波ピーピー

インターフェース誌の Web サイトで、GCC & GDB 環境での「LEDチカチカ」のサンプル・プログラム「cf_led」が公開されています。 この環境をそっくりそのまま利用して、LED 点滅の代わりに、可聴周波数の音(のこぎり波)を発生させる「のこぎり波ピーピー」…

ColdFire MCF52233 基板 (8)

8 月 8 日付けの記事の中の ダイレクト実行の途中でハングアップする については、回避する方法が見つかりました。 きっかけは、トラックバックを頂いた「masato」さんの記事「インターフェース誌 ColdFire 基板(6)」の中で、途中に Sleep(1); をはさむとハ…

ColdFire MCF52233 基板 (7)

インターフェース誌の Web サイトのダウンロード・ページに 8 月 5 日付けで Cygwin 用 GCC + GDB のパッケージが、8 月 6 日付けで出荷時の初期状態の ROM データが、それぞれアップロードされています。 これで、FM音源プログラム作成が始められます。 …

ColdFire MCF52233 基板 (6) パルストランス交換

「ping」コマンドに「-f」オプションを付けて実行すると、連続的に ICMP パケットを送出する「flood ping」モードになります。 ColdFire 基板に向けて「flood ping」してみると、かなりの頻度でチェックサム・エラーが発生していることが分かりました。 その…

ColdFire MCF52233 基板 (5)

今回の記事のテーマは「予備基板なしでのリカバリ処理の可能性」ということです。 この ColdFire 基板は、特別な装置 / 環境を用意しなくても、正常に動作している基板が1枚あれば、それを利用して、フラッシュ上のシステム・ソフトウェアが壊れてしまった…

ColdFire MCF52233 基板 (4)

この記事のテーマは「Ethernet を全く使わない方法での開発の可能性」ということですが、CodeWarrior + BDM ケーブルでは Ethernet は全く使わないのは自明ですから、そのケースは省きます。 インターフェース誌 9 月号 pp.88 の図 2 のような配線で、RS232C…

ColdFire MCF52233 基板 (3)

インターフェース誌 2008 年 9 月号付属の ColdFire MCF52233 基板 (CQ-FRK-MCF52233) 用のFM音源プログラムは、すぐには作成できそうにないので、しばらくは次のようなトピックスについて書きたいと思います。 プログラム開発 / フラッシュ書き込み / デ…

ColdFire MCF52233 基板 (2) ベースボード製作中

インターフェース誌 2008 年 9 月号付属の ColdFire MCF52233 基板 (CQ-FRK-MCF52233) のベースボードを製作中です。 ボード上に DC ジャックは実装せず、ベースボード内で 3 端子レギュレータで 3.3 V を発生させる回路を作り、付属基板に供給してみると、L…

ColdFire MCF52233 基板 (1) インターフェース 2008 年 9 月号

定期購読しているインターフェース誌 2008 年 9 月号が届きました。 この号には ColdFire MCF52233 (Freescale semiconductor) 基板 CQ-FRK-MCF52233 が付属しています。 ぱっと見た印象では、「デカい」ということを最初に感じます。 64 ピンパッケージの M…