VCA
減衰音のエンベロープに相当する、下降のこぎり波の形状のエンベロープ CV を作成して入力してみたところ、やはり出力の DC レベルの変動が「CV 漏れ」となって現れました。 音を聞くと、入力信号がある場合には気になりませんが、入力が無音だと、「プチッ…
前回の回路の回路定数を見直して、3.3 V 単電源に対応する回路としました。 ノートンアンプ LM3900 の使用推奨電圧範囲は 4 〜 32 V ですが、内部回路 (アプリケーション・ノート AN-72) を見る限りでは、「縦積み」になっているのは Vbe 4 個分が最大なので…
SSM2164 (V2164) や SSM2018 などの OVCE (Frey Operational Voltage Controlled Element) タイプの VCA 回路をディスクリート部品で組むと大がかりになります。 そこで、ノートン (Norton) アンプ (LM3900) を利用して回路を簡略化し、5 V 単電源で使える回…
アンプのゲインが CV 入力に比例する、リニア VCA 部の回路図を下に示します。 VCA の本体は、Operational Transconductance Amplifier (OTA) の LM13700 を使っています。
OTA の話が出たついでに、少し VCA に寄り道します。 LTspice で LM13700 のリニアライジング・ダイオードを使った場合と、使わなかった場合の特性をシミュレーションしてみました。