2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

LPC1114FN28/102 (12) -- IRQLATENCY レジスタ (5)

STMicroelectronics 製の Cortex-M3 マイコン STM32F10x シリーズでは、フラッシュからの読み出しに際して挿入する必要のあるウェイト・ステート数 (WS) について、システム・クロック (SYSCLK) との間に次のような関係があります。 0 MHz 24 MHz 48 MHz 「S…

LPC1114FN28/102 (11) -- IRQLATENCY レジスタ (4)

ARM 社発行の文書 Application Note 226Using the Cortex-M0 on theMicrocontroller PrototypingSystem には、「HMALC-AS3」という「Microcontroller Prototyping System」についての説明が記述されています。 その実体は、「CPU FPGA」と「DUT FPGA」と称す…

LPC1114FN28/102 (10) -- IRQLATENCY レジスタ (3)

ユーザ・マニュアルなどの技術文書に明確な記載はないものの、ブローシャなどプレゼンテーション用資料には「割り込みレイテンシ 16 クロック」と記載されいる数値と、LPC1114FN28/102 の実測結果の 22 クロック程度の数値との違いが腑に落ちず、いろいろ「…

LPC1114FN28/102 (9) -- IRQLATENCY レジスタ (2)

SysTick タイマは、24 ビット幅のダウン・カウンタによる簡単なインターバル・タイマで、一定周期で CPU に割り込みをかけるのを目的としています。 コア・ペリフェラルとして ARM 社から供給される IP 内に含まれるので、半導体ベンダ独自の周辺モジュール…

LPC1114FN28/102 (8) -- IRQLATENCY レジスタ (1)

LPC1114FN28/102 で割り込みレイテンシを調べていて、LPC111x / LPC11C1x のユーザ・マニュアル (UM10398) には記載がない「IRQLATENCY」レジスタ (アドレス 0x40048170) が存在し、機能することを確認しました。 「IRQLATENCY」レジスタは、 LPC11Uxx のユ…