FR60 マイコン基板 (7)

暫定版第2版のFM音源プログラムを今日中に Web サイトにアップロードしようと作業していたのですが、トラブル発生で明日に延期することにしました。
それは、P33 を MIDI 入力 / シリアル MIDI 入力のボーレート切り替え信号として使おうとしていたのですが、P33 / P34 入力は MB91FV310A のフラッシュ書き込み時には「L」レベルに保持していなければいけないことが分かりました。*1
P34 にはプッシュスイッチをつないでキー入力としていますが、プッシュスイッチなので、フラッシュ書き込み時にはオープンであり、影響を及ぼしません。
P33 はボーレート切り替え用であり、常時「H」か「L」ですから、「H」レベルの場合にフラッシュ書き込みに影響します。
そのため、別のポートに移さなければなりません。
P33 / P34 を使ったのは、基板上にプルダウン抵抗が実装されているので外付け回路を簡単にできると思ったからですが、プルダウンはフラッシュ書き込みのためだとは気が付きませんでした。

*1:FUJITSU FLASH MCU Programmer for FR (flash.exe) のヘルプファイル 「3-13. MB91FV310/F312 の場合の接続例」より