PIC18F14K50 (20) --- USB-MIDI コンバータ (1)

Microchip アプリケーション用ライブラリ MLA (Microchip Libraries for Applications) には、USB オーディオクラス・MIDI ストリーム・サブクラスに関するサンプルプログラムが含まれています。 それに手を入れて、USB-MIDI コンバータとして機能するプログラムを作ることにしました。
プログラムが完成したら公開しますが、今回は回路図を掲載します。
USB-GPIO12 互換ボードまわりの回路を下に示します。

(レガシー)MIDI インターフェース部への配線と HID ブートローダ・モードへの切り替えをするスイッチへの配線があるだけです。
ボード上のふたつの LED は、コンフィギュレーション完了の表示と、USB とのデータのやり取りのアクティビティ表示のために使っています。
(レガシー)MIDI インターフェース部の回路を下に示します。
(2017 年 8 月 22 日追記: bottom view だったフォトカプラ IC を top view になるように回路図を描き直しました)


ディジタル出力型の高速フォトカプラ (PC900V など) を使った標準的な MIDI IN 回路と、汎用 4 ピン・フォトカプラを使った MIDI IN 回路とを示しています。
PIC18F14K50 / PIC16F145x に内蔵されている UART では、TX 出力の論理を反転する機能が搭載されているので、それを利用すると、MIDI OUT 回路のインバータを 1 段削除できて、オープンコレクタのインバータ 1 段のみで構成することができます。