FM音色エディタ (3)

FM音色エディタの方は、システムエクスクルーシブ送出部も実装して、実際に音色をエディットできるようになりました。
まだファイル入出力は実装していないので、エディット結果をセーブしたり、セーブしておいたデータをロードしたりは出来ません。
下に現状の画面を示します。

これまでは、スライダを上に上げると数値が大きくなり、下げると数値が小さくなるように配置していましたが、TL (Total Level) および SL (Sustain Level) での操作が不自然に感じます。
そのため、スライダを上げると数値が小さく (TL, SL は減衰量が小さく)、スライダを下げると数値が大きく (TL, SL は減衰量が大きく) なるように変更しました。
これに伴って、AR/DR/RR の変化も、スライダを上げるとレートが遅く (時間が長く) なり、スライダを下げるとレートが速く (時間が短く) なるという、アナログシンセ的な操作感になりました。
また、WS (Wave Select) で選択される出力波形の模式図を表示するようにしました。
WS はオペレータのパラメタですから、タブコントロール内の「Wave」グループに表示するべきですが、場所がないので「Common」のグループ内に表示しています。
出力波形の図と、WS スライダとが、なるべく近くに位置するように、 WS スライダの並び位置も変えました。
AR」 のようにアンダーラインが付いているのは「アクセラレータキー」を示しており、たとえば、(PC の) キーボードで 「Alt + A」を押せば AR のスライダにフォーカスが移ります。
アクセラレータキーは、使用頻度の高いパラメタに優先的に割り当てたので、「AM」と「KSR」には、アクセラレータキーは使えません。