PIC18F14K50 (13)

2SC3113 を 2 個使ったアンチログ回路に Franco の補償を施した場合の測定を行いました。
補償抵抗の値は、計算上は

   R = T / C = 40 [μs] / 22 [nF] = 1.8 [kΩ]

となりますが、実際に 1.8 kΩ で測定したところ、少し補償量が足りない結果となり、2 kΩ にすると良い結果が得られました。
誤差のグラフを下に示します。

CV が 0 〜 2.8 V 程度の範囲で、誤差が ±15 セント程度になっています。
オクターブに換算すると、約 9.6 オクターブで、10 オクターブには届きませんでした。
この範囲外では急激に誤差が増えているので、Franco の補償だけでは、これ以上の改善は難しいと思います。