STARM マイコン基板 (14) -- USB-MIDI(2)

「Audio Speaker」プログラムを改造して、USB-MIDI 機能を実現する試みの続きです。
エンドポイントからデータを取り出し、USART から出力する部分のプログラムも作成して、実際に USB-MIDI インターフェースとして機能するようになりました。
多量の MIDI データを流した場合にもプログラムが正しく機能するかどうかのテストのために、これまで「MidRadio Japan」を利用していました。
「MidRadio Japan」の実体は、商品として販売されている MIDI データの試聴用データ (90 秒) をジャンル別にランダムに選び、ノンストップでストリーミングするものです。
それが、今回、いつものようにアクセスしてみると、2008 年 4 月 22 日にすでにサービスを停止していました。
デバッグ目的には便利で、良く使っていましたので、残念です。
改造版「Audio Speaker」プログラムの、各 OS での動作をまとめると、次のようになります。

「Audio Speaker」プログラムのオーディオデータは 8 ビットで、ちょっと変則的なので、それが影響しているのかも知れません。(「Audio Device」プログラムは 16 ビット)
16 ビットデータを扱うように改造するのは少し手間がかかりますし、もともと USB-MIDI が目的ですから、深く追求せずに、オーディオ機能を外して、MIDI 一本に絞って続けていきます。