FPGA 版 FM 音源 (78) -- TX7 (OPS) 測定 (5)
PSoC5LP Prototyping Kit と TX7 との接続図を下に示します。 (図をクリックすると拡大します)
続きを読むESP32 の命令実行サイクル数 (3)
Xtensa LX プロセッサの MAC16 拡張 (16 ビット整数乗算オプション含む) では、「ハードウェア」的には 16 ビット × 16 ビット = 32 ビットの乗算器と 40 ビット・アキュムレータ、および 4 つの 32 ビット・レジスタ (MAC16 レジスタ) が追加されます。 そして、関連する命令が 72 個追加されます。
アキュムレータおよび MAC16 レジスタ (アセンブラ・ニモニックでは m0, m1, m2, m3 と表記される) は「スペシャル・レジスタ」として定義され、汎用レジスタを介してアクセスできます。
積和演算命令には、次のようなバリエーションがあります。
ESP32 の命令実行サイクル数 (2)
「esp-idf」環境で作成されるアプリケーションでは、通常の C プログラムでの main() 関数に相当するものは app_main() 関数となっています。
FreeRTOS ベースで構成されており、システム側での各種の「お膳立て」が終了した後に app_main() 関数が呼ばれます。
「普通」にユーザ・アプリケーションを app_main() 関数に記述すると、それはデュアルコアの CPU1 側 (「アプリケーション CPU」の意で「APP CPU」と呼ばれる) を 100 % 占有するタスクとして実行されます。
もちろん、FreeRTOS 等の API を利用すれば、APP CPU 側に複数のタスクを走らせたり、CPU0 側 (「プロトコル CPU」の意で「PRO CPU」と呼ばれる) にタスクを走らせることもできます。