FPGA 版 FM 音源 (75) -- TX7 (OPS) 測定 (2)
これは 2014 年 5 月 13 日の記事 (→こちら) の続きです。 (TX7 のオーディオ出力を S/PDIF でキャプチャできるようにする改造の話)
結論から言うと、PSoC5LP Prototyping Kit (CY8CKIT-059) を使って、16 音フルにキャプチャすることができました。
TX7 本体には音色データ・エディットの機能はないので、「イニシャル・ボイス」である無変調の正弦波キャリア出力の波形をキャプチャしたものを波形編集ソフトで表示したものを下に示します。
音色パラメタを自由にいじって発音させるためには、ホスト上で該当する音色データを作成して、システム・エクスクルーシブ・メッセージとして TX7 に送信する必要があります。
前回の記事から約 4 年が経過していますが、なかなか困難な条件があり決定できず、その間は実際の作業には入れなくて、ほぼ「放置」でした。
次回は、その条件などについて触れます。