PSoC 4200 Prototyping Kit (29)

無限音階オルガン・プログラムが、ほぼできあがりました。 近日中に公開できると思います。
PSoC Creator 3.0 SP2 の GCC4.7.3 の最適化レベルを「速度優先」にした設定で、現状ではフラッシュ・sizeが約 27 Kバイト (約 81 %)、SRAM サイズが約 2.6 Kバイト (約 65 %) になっています。
最適化を「サイズ優先」にすると、プログラム・サイズは減りますが、スピードが間に合わなくなり、サンプリング周波数を下げないと出力の音にノイズが乗るようになります。
MIDI 入力に対しては、

  • ノート ON/OFF (ベロシティ無視)
  • ピッチ・ベンド
  • ピッチ・モジュレーション (CC#1、ビブラート)
  • ビブラート・レート (CC#76)
  • ピッチ・ベンド・センシティビティ (RPN#0000)
  • ファイン・チューニング (RPN#0001)
  • コース・チューニング (RPN#0002)
  • モジュレーション・デプス・レンジ (RPN#0005)

のみに対応しています。 (2015 年 6 月 30 日追記: ビブラート・レートを追加しました)
システム・エクスクルーシブ・メッセージには対応していませんが、AD 入力に接続したボリウムで ±1 半音の範囲でファイン・チューニングを設定することができます。
「TopDesign」のシートに配置したコンポーネントの図を下に示します。(クリックで拡大します)

st_p4_topdesign2.jpg

別のシートにシグマデルタ変調 DAC を配置していますが、その図は省略します。
ピン配置の図を下に示します。 (クリックで拡大します)
(2015 年 6 月 30 日追記: 一部のピン接続を変更し、図を差し替えました)

st_p4_cywr2.jpg