STM32 Value Line Discovery (1)

秋月で最近販売が開始された「STM32 Value Line Discovery」を買ってきました。
当然のことですが、「ST Visual Programmer (STVP)」と、「Atollic TrueSTUDIO/STM32 Lite」で、ボード上の STM32F100RBT6B チップに対し SWD モードの「ST-Link」として機能することを確認しました。
他の STM32 マイコンに対しての動作は、まだ試していません。
STM32F100RBT6B は STM32F ファミリの「medium-density value line」に属するチップで、クロック 24 MHz、Flash 128 KByte、RAM 8 KByte という仕様ですが、CQ-STARM 基板のチップにはなかった 12 ビット DAC が内蔵されているので、試してみたいと思っています。
そのほか、気付いたこととして、拡張コネクタ部分にピンヘッダがハンダ付けされているのですが、基板と完全に垂直ではなく、ちょっと傾いていて、差し込みにくくなっています。
おおげさに言うと「平行四辺形」のようになっていますが、「ハの字状」でないだけ、まだマシかもしれません。
また、 28 ピンのシングル・インラインのピンヘッダが 2 本ありますから、当然、28 ピン (以上) のシングル・インライン・ピンソケットを用意する必要があります。
短いシングル・インラインのピンソケットを組み合わせて使おうと思うと、ピンソケットの端のフレームの厚みが邪魔をして、うまくいきません。
長いピンソケットは手持ちがないので、基板に実装するのは先になります。
基板の裏面にハンダ・ジャンパのパターンがあるので、基板に直付けするのは避けたいです。