2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

LPC810M021FN8 (16) -- アナログ・コンパレータ (1)

LPC810 では、アナログ・コンパレータの入出力をピンに出すことができ、 電源電圧 3.6 V 〜 1.8 V 入出力レイル・ツー・レイル ハイ・インピーダンス CMOS 入力 の「単体」のコンパレータとして扱えます。 出力に関してはスイッチ・マトリクスで任意のピンに…

LPC810M021FN8 (15) -- ディジタル SCR (3)

8 ビット AVR 用のディジタル SCR プログラムでは、動作を変えるためにはプログラム自体を変更しなければならなかったので、動作モードを表すシンボルを定義して使っていました。 LPC810 のプログラムではハード的に実現しているので、動作の変更は、単に内…

LPC810M021FN8 (14) -- ディジタル SCR (2)

SCT (State Configurable Timer) の H 側カウンタがまるまる空いているといっても、「ディジタル SCR」を実現するためには、以下のようなリソースが必要です。 コンパレータ入力 (アナログ入力) のための入力ピン 2 本あるいは 1 本 SCT イベント 2 個 SCT …

LPC810M021FN8 (13) -- ディジタル SCR (1)

これまで 8 ビット AVR では、6 ピンの ATtiny10 と 8 ピンの ATtiny13 とに対して、コンパレータ + ワンショット・タイマの機能を持つ「ディジタル SCR」プログラムを作成し、VCO の構成要素のひとつとして利用してきました。 「8 ピンつながり」ということ…

LPC810M021FN8 (12) -- リセット・ピンを出力ポートとして使う

今回は「小ネタ」です。 LPC810M021FN8 では、8 ピン DIP の 1 番ピンがリセット端子になっていますが、「スイッチ・マトリクス」機能により IO ポート (P0_5) あるいは内蔵モジュールのいずれかの入出力端子として機能するように切り換えることができます。…

LPC810M021FN8 (11) -- 無限音階オルガン (2)

LPC810M021FN8 版の無限音階オルガン・プログラムのソース・プログラムを公開しました。(→こちら) 上記リンクをクリックすると Yahoo! ボックスが開きます。また、3 段 RC LPF の回路例を 1 月 7 日の記事に追加しました。

LPC810M021FN8 (10) -- 無限音階オルガン (1)

LPC810M021FN8 版の無限音階オルガン・プログラムができました。 8 ピンしかないので、当然、MIDI 入力のみに対応し、簡易キーボードはありません。 ソースは近日中に公開することとして、今回はオブジェクトの HEX ファイルのみを掲載します。 プログラム・…

LPC810M021FN8 (9) -- SCT を PWM として使う (6)

今回は、 NXP 社の表現で「Single Edge PWM mode」 STmicroelectronics 社の表現で「Edge Aligned PWM mode」 と呼ばれる、デューティーに応じて PWM 波の一方のエッジの位相のみ変化して、もう一方エッジの位相は変化しない方式 (「重心位置」の位相は変化…