2012-02-01から1ヶ月間の記事一覧

STM32F4-Discovery 用FM音源プログラム -- TGSTM32F4 (6)

STmicroelectoronics のサイトに、STM32F4XX ファミリの (I2S クロックを含む) クロック設定のための ツールが用意されていることが分かりました。 Excel のマクロとして実現されていて、グラフィカルに表示されます。 ドキュメントとしては、アプリケーショ…

STM32F4-Discovery 用FM音源プログラム -- TGSTM32F4 (5)

2 月 19 日付けの記事で、DAC 出力の左右非対称なリンギングは、アナログ部分の遅延特性によるものではないかと書きましたが、実際には、ディジタル・フィルタ部分で、あのような特性が生じていることが分かりました。 CS43L22 DAC のサンプリング周波数を 8…

STM32F4-Discovery 用FM音源プログラム -- TGSTM32F4 (4)

STM32F4 の SPI/I2S モジュールには、オーバーサンプリング DAC 用のマスター・クロック (MCLK) を発生させる機能があります。 しかし、そのオーバーサンプリング比は 256 倍 (256 fs) に固定で、また、回路の制限により、SPI/I2S モジュールへのクロック (I…

STM32F4-Discovery 用FM音源プログラム -- TGSTM32F4 (3)

前回のプログラムを実行して出力される、周波数 440 Hz の三角波と、のこぎり波の波形写真を下に示します。 DAC のオーバーサンプリングおよびフィルタリングによる帯域制限により、のこぎり波の立下り部分の両側に「リンギング」が生じますが、対称的ではな…

STM32F4-Discovery 用FM音源プログラム -- TGSTM32F4 (2)

ボード上の外付けステレオ DAC (CS43L22) へ DMA を使用してオーディオ出力する簡単なテストプログラムが動くようになりました。 記事の最後にソースリストを示します。 単に、サンプリング周波数 48 kHz で周波数 440 Hz の音を、のこぎり波を左チャンネル…

STM32F4-Discovery 用FM音源プログラム -- TGSTM32F4 (1)

秋月で少し前に入手した「STM32F4-Discovery」用の FM 音源プログラム「TGSTM32F4」を作りはじめました。 暫定版として、以前の CQSTARM / STBee / STBee mini / STM32VL Discovery 用のプログラムに一部分修正を加えたものが動作しました。 ボード上にはオ…

ATtiny10 用プログラム (18)

ATtiny10 の 6 番ピン (PB3) の特性を測定するのに使った回路を下に示します。 外部から PB3 に電圧を与えて、PB3 側に流れ込む電流 (シンク電流) の向きを「正」とし、ソース電流の場合は「負」とします。 電流検出回路を構成して、電圧値として読み出すこ…

ATtiny10 用プログラム (17)

今回は、マイコン・チップ上のフラッシュ・メモリにオブジェクト・プログラムを書き込むという意味の「プログラミング」の話題です。 ATtiny10 では、フューズ・ビットの設定により、通常はリセット端子として使われる 6 番ピンを PB3 の入出力ポートや、そ…